スプレッドシート要らずの社内図書管理 管理アプリで簡単シェアリング
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社内図書を管理する
会社で所有する資料や専門書などの社内図書。みなさんはどのように管理しているでしょうか。
よくあるのが貸出簿などを設置して管理を行うケース、あるいはそれをスプレッドシートやExcel上で作成する、というようなケースだと思います。しかしこの方法だと、管理維持をしているだけで、すこしずつコストが積み重なってしまいます。
そこで、これから社内図書管理をしようと考えている方に最適なサービス〈カシカン〉をおすすめします。
カシカンとは？
カシカンは無料から使える貸出管理サービスです。PC、タブレット、スマートフォンのいずれでも利用可能でiOS、Android共にアプリも利用できます。書籍以外にもさまざまなものが管理できますが、書籍管理に便利な機能が充実しており、特に得意分野としています。
スプレッドシート上では結局手入力で処理しなければならない場面も、カシカンでは数回の画面タップだけで処理できたりと、時間効率的にもコスト削減が見込めます。
ほかにもカシカンで書籍管理を行うと、こんなメリットがあります。
いまある社内図書をカシカンに登録する
既に蔵書が大量にある場合や、他の方法で管理を始めている場合、「いまから新しい管理に移行するのは大変……」という風に考えてしまうかもしれません。
ですが、カシカンはISBNコード※の読み取りに対応しています。
バーコードリーダーを持っていれば、書籍の裏面にあるISBNコード(バーコード)を読み取るだけで、一気に複数の書籍を登録することができます。始めるためのハードルも、移行する手間もかなり軽いと言えるでしょう。
バーコードを読み取ってカシカン上に登録する方法を以下で解説いたします。
とても簡単なので、ぜひ活用してください。
※ISBNコードとは？
ISBNコードというのは簡単にいえば流通している書籍の管理番号です。
基本的に書籍にはバーコードが２つありますが、そのなかでも１段目のバーコードがISBNコードと言われるものです。特に国内で出版されているものは「9784」から始まります。
市場流通しないものや、自費出版による書籍にはISBNコードが登録されていない場合もあります。
●カシカンの登録はこちら
カシカンの基本的な使い方は、カシカンブログで解説しています。アカウントの作り方や、貸出物の登録方法などはこちらから確認してください。
方法
バーコードリーダーは基本的にはUSB接続方式であることが多いと思うので、PC上での操作になるかもしれませんが、もしスマートフォンに接続できる機器や環境が揃っていれば、アプリでも同様に登録できるので、やり方は任意に選んでください。
アカウントが作成できたら、ホーム画面から【貸出物登録】を選びます。
貸出物登録画面の右上に【取り込み】という表示があるのでこれを選択します。
取り込み方法の選択画面が表示されます。【ISBNインポート】を選択してください。
ISBNコードを入力する画面に移動します。入力欄を一度タップして、入力待機状態にしたら、接続しているバーコードリーダーで本に印刷されているバーコードをスキャンしてください。
読み込んだISBNコードが入力されていきます。数列は自動で改行されていくので、連続で読み込んでいっても問題ありません。
以上の手順で、入力を行うことができます。
すべてのISBNコードを読み込み終わったら、【ISBNを抽出】をタップします。
読み込んだ内容に問題がなければそのまま反映を行って、登録を完了してください。
これだけでOKです。
登録した書籍は、国立図書館のデータベースから取得した情報を自動で紐づけます。
【書籍タイトル】【著者名】【表紙】【版元出版社】【説明文】は入力せずとも登録されるので、本のバーコードを一冊ずつ読んでいくだけで登録処理は完了します。
このようにカシカンには簡単に書籍を登録・管理する機能が備わっています。本を貸し出したりするときにもカシカンはスマホでぱっと処理できるので、オフィスの蔵書スペースを図書館のように活用するにはうってつけでしょう。
カシカンは無料から始めることができるので、図書管理に悩んでいる方はぜひ試しに使ってみてください。