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図書貸出管理が楽になる「ISBN」とは? 最大限活用できる方法とツールを解説


図書貸出管理の課題について

図書施設やオフィス蔵書の貸出管理は、それを利用するユーザーにとってとても重宝される反面、管理するには多くの課題を抱えています。

例えば本が貸し出されたとき、正確な貸出日、貸出者、返却予定日を都度記録することは手間がかかりますし、記録が遅れると管理の正確性が損なわれる恐れがあります。

また、在庫管理の難しさも大きな課題です。

多くの本が共有されるということは、同じ本が複数冊存在したり、或いは貸出中の本が多くなった場合にそれらの状況を把握することは容易なことではありません。

どの本がどの程度在庫があるのか、逆にどの本が足りていないのかを把握することは、管理者にとっては重要な情報になります。

さらに、貸出履歴の把握は新たな書籍を購入する計画を立てるためにも重要なデータです。

どの本がどれだけ貸出されて活用されているのか、逆にどの本がなかなか手に取られず利用率が低いのか。

そうした情報を元に次に購入する本の選択に役立てたり、不要になった本を処分する判断をする基準になります。

だからこそ逐一、正確な貸出履歴を把握することが図書管理上のポイントとなります。

そんな貸出管理にまつわる課題の解決に向けて開発されたのが、貸出管理アプリ「カシカン」です。

カシカンは、書籍や備品の貸し出し管理を効率化するための便利なサービスです。

その中でも特に図書管理に強みを持っており、非常に使いやすいシステムとなっています。

従来では手書き台帳やエクセルで管理していたものを、カシカンではより効率的に行えるようなサポートを可能にしています。

そのポイントは「ISBN」を活用することでした。


ISBN検索の重要性と活用法

そもそもISBNとは何なのでしょうか?

ISBN(International Standard Book Number:国際標準図書番号)とは、書籍に付与される個別の識別コード。

ISBNは書籍に関する詳細情報をカタログ化するための重要なキーツールです。

この番号は、基本的には一つの書籍に一つだけ与えられ、書籍の版ごとに違う番号が振られます。また、紙の書籍と電子書籍であっても異なるISBNが使われることが一般的です。したがって、ISBNは書籍の個々の版を一意に識別するのに非常に役立ちます。

世界中のすべての書籍にそれぞれ一意のISBNコードが振られており、このコードを元にインターネット上の膨大なデータベースから関連する情報を素早く取り出すことが可能となっています。

ISBNは個々の書籍情報と紐付けられ、このISBN番号を元に書名、著者、出版社、出版日等の情報取得や、インターネットのデータベースへのアクセスを可能にします。

本の表紙や内容を参照することなく、これという本を探し出すことができるのが、ISBNの大きな特徴です。

ISBNは書籍を特定するためのコードですから、例えば資格本などは見た目もタイトルも類似する異なる書籍が存在していたり、年度版で作成されたりしていますが、ISBNによってそれらも個別に特定することができます。

このようにISBNは、本を情報的に取り扱ううえで欠かせない役割を果たしています。


ISBNを活用した管理

カシカンは書籍の貸出管理にあたってこのISBNを活用します
では具体的にどのような特性を持ち、どのように効率化への貢献を実現しているのでしょうか。

1.ISBNで一括登録できる

まず一つ目に挙げられるのは、ISBNコードをもとに複数の書籍を一括で登録できる点です。

管理ツールの最初のハードルとしてあるのが、アイテムを登録するステップです。既に多くの蔵書を抱えていると、これをわざわざカシカンに登録するのが大変だと思うかもしれません。ですがカシカンはこれをISBNを使って解消しています。

日本における書籍のISBNコードは、ほとんどの場合バーコードとして書籍に印字されています。カシカンではバーコードリーダーやスマホカメラを通してこのバーコードを読み取る機能があるので、このISBNを入力する手間さえ省き、書籍を登録することができるのです。

もし仮にISBNのリストデータを既に作成・所持しているなら、そのデータを直接インポートすることもできます。



2.ISBNで情報を自動取得できる

カシカンはISBNをもとに国会図書館のデータベースから書誌情報を取得します。

国会図書館は日本最大の蔵書数を誇り、それらをインターネットにアーカイブしています。カシカンはここから書影(表紙)も含む出版情報(書名、著者名、出版社名など)を取り出すので、情報の正確性が高く、また取得漏れも非常に起こりにくいです。取得した出版情報は個別にタグとして登録されるため、その後の検索にも活用できます。

3. ISBN検索ができる

そして、カシカンが図書管理に特化している大きな理由として、ISBN検索機能を持つ点が挙げられます。これにより、書籍の詳細な情報を簡単に取得でき、それをもとに効率的な図書管理が可能となります。

書籍の登録や情報の更新にかかる時間を大幅に削減し、その時間を他の重要な業務に振り分けることで、組織全体の生産性向上に寄与します。

これらの特性を活かしてカシカンを利用することで、クオリティの高い図書管理サービスを無駄なコストをかけずに提供しており、組織全体の業務効率化と生産性向上に寄与しています。

まとめ

組織内の図書貸出管理の課題とそれらを解決するための手段として、ISBNとカシカンの活用方法について解説しました。

図書管理の現場で直面する問題は多種多様ですが、「ISBN」と「カシカン」、これらをうまく利用することで対策を総括的に、そして効率的に行うことが可能になります。

カシカンの機能を最大限に活用すれば、在庫管理や貸出履歴の把握もスムーズになります。

カシカンが提供する情報が皆さまの業務を少しでも補助し、図書管理の改善に貢献できれば幸いです。カシカンの細かい使い方については、この記事だけでなく、サイトも参考にしてください。


詳しい使い方については、カシカンの公式ブログをご覧いただくか、サポートまでお問い合わせください。
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